チェンだぜ

「お耳に合いましたら」に心と食生活を動かされ続けた3ヶ月だった。

 

 週末は大体お耳に出てきたチェーン店に足を運んだ。松屋のカレーを食い、たこ焼きでご飯を済ませ、ドトールでミルクレープを巻いた。昨日はココイチで「ソーセージカレー ほうれんそう チーズトッピング 8辛」を頼んで辛すぎて悶絶した。8辛なんて食べたことないのに頼むんじゃなかった。カレーの表情が怖かったもんね。キングボンビーみたい。ルーとチーズと赤い油が混ざり合っていたが、あれが東京マーブルということか....。今は近くにないから行けなかったけど、くら寿司やフラインガーデンも学生時代の思い出が蘇ってきて印象に残ってる。

 

チェーン店って小さい頃はワクワクしたけど、自分が大きくになるにつれその気持ち薄れてきてるなあと感じてたんですよ。例えば牛丼屋。昔お母さんにすき家連れてってもらった時はいつも何頼むか悩んでた。「牛丼なのになんでこんなに種類があるの?チーズが3種?今日はサラダじゃなくておしんこにしてみる?豚汁がつけれる!?!?!?」結局、豚汁頼んではお腹いっぱいになって普通にしとけば良かったなと後悔…。すき家はレンガの街並みみたいなのが描かれてるの妙に洒落た器も良くて、全ての時間が楽しかった。

 でも今は牛丼はささっと腹を満たす為の存在になってしまった。一応メニューに目は通すけど、もうシンプルな牛丼しか頼まなくなった。小さい頃憧れた牛丼屋のカウンターに座る自分は全然特別じゃないし、カウンターに座る人の背中をカッコいいと思うことはない。見え方を知ると何かを失う。「牛丼食いてえ!」ってなる瞬間はもちろんあるけど、いつからか価値が低いものと捉えらようになっていた。帰省した時も地元の個人経営に行きたがり、「なんで帰省してまでチェーンに行かなきゃなんないんだ」と愚痴をこぼしていた。全然お世話になってたけどね、ありがたみ薄れてたというか。

 でも美園が話すチェンメシの魅力とエピソードを聞いてるうちに、大人になってもワクワクしていいんだよなと気付かされた。そしてそのワクワクを、好きを誰かに伝えていいんだという事を。

 

「全ての人に等しく開かれたグルメ」

 

そして、チェンメシはいつでもご馳走に変身する。いつどんな時でもどんな場所でも変わらない美味しさを提供してくれるチェーン店。複数の店舗で味が微妙に違うことに気付いたり、自分だけのカスタムを考えたり。基本地方に住んできたから、新しくチェーン店が出店する!という情報が入った時はお祭り騒ぎ。地元にスタバができた時、丸亀製麺ができた時。

 なんだ、めちゃくちゃ楽しんでるじゃないか。楽しんでる自分を置き去りにしていただけだったんじゃん。

 

 

お耳のかたりしろ沢山あって書ききれないな。うーんもう1つ書くとすれば、美園はどんどん喋りが上手くなっていったけど、話す前に一旦つかえる感じじゃないですか、言葉を選んで選んで喉にある関所を通してる感じ。あの話し方をできる伊藤万理華マジやべえなと思いました。

 ピュアで繊細だからこそ気持ちを伝えるのに億劫になってしまうの、すごく分かる。そんな美園がpodcastを通じて自分の言葉を見つけて、近くの人とも遠くのリスナーとも繋がっていくのが見ていて気持ち良かったです。

 

 ちょうど弱ってる時期だったのもあり、高村美園が僕の希望でした。毎週エンディングのお耳ポーズ一緒にやるぐらいには虜になってた。こんなに自分の「ときめき」を感じるのは珍しかったです。明日からも美味しいものを食べて、心ときめくものに出会っていきたい。美園のように自分の言葉と人に話す勇気のかけらを集めたいです。

 

 

 

全然まとまらない、話し足りない、どの回が好きとか言ってない。オープニング尺ちゃんと取ってて偉いとか書いてない。てことで、明日の夜串カツ田中集合でよろしく。