家から1番近くて仙台の中でも1番好きな喫茶店に久しぶりに行ってきた。足を、足に運ばれた。春はよく行ってたけど、もうここが1番だという確信があったので逆に離れていた。手頃な価格設定なのにフルーティーで美味しいコーヒーが楽しめてかつフードもデザートも充実、素敵な内装、丁度良い狭さ。更にポイントを上げているのは店内BGM。ジャズとかではなく星野源andymori奇妙礼太郎など店主の好み全開の絶妙な選曲。お、体言止めが続きましたね。体言止めが止まらない。ゲスの極み乙女の新曲っぽい。ちなみにゲスは流れてなかった。今日食べたチーズケーキはベリーソースが添えられていて、程よい酸味が美味しさを上乗せしてくれた。ソースのおかげでまとまるのでボロボロ崩す心配もない。食べさすさはやさしさ。食べ物に生まれ変わるなら食べやすくありたい。ちくわとか。高校時代ちくわ好きキャラが定着していた(普通にうまくてハマってたんですけど誰しもちくわ面白いと思っちゃう時期ってありますよね)。部活の引退挨拶をしてる時、他の部員の話聞かずひたすらちくわを食ったり穴から後輩を覗いて遊んでいたのを覚えている。場面も相まって思い出に残ってるボケだ。だって挨拶しに弓道場行ったら後輩がいきなり「プレゼントです」と言ってちくわを渡してきたのだ、食べるしかないだろう。いざ順番が回ってきた挨拶で何を話したのかは全く覚えていない。ちくわで過去を覗いてみたが、残念ながら音声は無かった。

 

 店を出ると図書委員のように控えめな小雨が降っていた。どちらかと言えば傘さしたほうがいいぐらい。色も音も無い天気は寂しい。くそう、ギリギリ降らなそうだなという確信を持って家を出たというのに。ああ、この謎の自信に付き合わされベランダでぶるぶる震えている洗濯物たちよ。この愚かな家主を許してくれ。お詫びに何か買って行こうとスーパーに立ち寄りちくわを手に取ってみる。喜んでいる姿は穴から確認できず。さっさと帰って取り込んであげよう。

 

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