みーうーでるーちー

スーパーの駐車場でUFOにさらわれる夢を見た。

思い当たる節はある。昨日UFOがプリントされたトレーナーを売ろうとしたり、泥棒がUFOにさらわれてるみたいな看板を見つけたり。それが昨日のハイライトだったのかよと切なくなるけど、夢に選ばれるのは大概そういうしょうもないシーンだ。しょうがない。

 

 検索してても仕方がないのでこの目で海を見に行こうと決心した。今日こそ地下鉄使うぞ歩かないぞと思っていたのですが、駅に向かう途中曲がったことない路地を見つけてしまい、気がつけばいつものように2km歩いていました。くそう。有吉さんよろしく、徒歩に関しては無尽蔵なので30分ぐらいなら平気で歩く、疲れを感じるのは家に帰ってから。途中でUFOがさらってくれれば楽だったのにね。

 

散歩中、環ROYと鎮座とユザーンのサマージャムを聴いてたらもう夏でいいかと思って蕎麦屋にGO。ついつい流されちまうね。好きです蕎麦屋、無人島に一つだけ持っていくなら蕎麦屋。山かけそばをすすりながら海はどうやっていくのかと調べる。直線で一番近そうな砂浜と駅の距離調べたら5.2km。免許持ってるけど車持ってれば良かったなってこういう時に思うの何回目？

 

大盛りにすれば良かったと後悔しつつ、電車に揺られること40分、松島海岸駅に到着。

松島に来るのは小学校の修学旅行ぶりだ。

 

 

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連日の雨で水が濁っていますが目を瞑りましょう

穏やかな海風がバゲットハットを浮かす。「海だーーー！うっひょーーい！！！」と小躍りしたいところだが、成人男性が1人でそんなことをしては事案になる。バゲットハットが飛んで行かないように頭を押さえつつ高まるテンションも自制する。

 

しかし、遊覧船めちゃくちゃ並んでたな。修学旅行の時に乗ったけど、ビビってカモメの餌やりができなかった。子供の小さな手で鳥に餌やるのって怖くないですか、かっぱえびせんの僅かな余った部分をうまいこと食べてくれるとは思えないよ。指までかじってくるいっていう"ボケ”をかましてくるカモメだっているかもしれないし。周りと違うボケで目立とうとする奴ってカモメ界にもきっといるよね。浮いてないといいな、芸人の模倣やってるだけじゃなきゃいいな、場のノリにチューニングした上でセンスを出してほしいな。先人のアドバイスです。ちゃんと聞いてますか？中学生のHA_YO_NEROさん。

 

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背後をウロつくカモメ、足がトッポ

 

 

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ヨットとかフェリーとか

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トンネルから見える海、卑猥ですね。

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内陸育ちなので川の方が馴染み深い。その分、海への憧れも強い。海が日常にある街に暮らせたらなんて素敵だろうと思う。「明るい夜に出かけて」に出てきた駅辺りの大学を目指した時期もあったので読んだ時ちょっとだけ悔しかった。パラレルワールドではそっちの海を見れてることを願う。1時間位いただろうか、別に何することもなく、アイスコーヒー片手に音楽を聴きながら遠くのフェリーや近くの白波をぼーっと眺めていた。側から見れば黄昏ているように見えたかもしれませんが、浅瀬から今ギャラドスが出てきたらどうやって対応しようかとか、黒船がやって来たらペリーと握手したいなでもご時世的に無理かなとか、海を使って一回だけ鍋をできるとしたら何鍋にするかとか考えていました。みなさんはどうですか、僕的には塩ちゃんこです。

 

海に行ったからなんだという話なんだけど、あるんだかないんだか分からないモヤモヤが晴れた気がする。それっぽい気分になればオッケーである、「お悩みごっこ」と「お悩みスッキリごっこ」の繰り返しで生活は続いていくのだから。

 

寒くならないうちに駅に戻る、まだ時間も早いし帰ってJリーグ見よーと考えながら電車内でウトウト。普段電車で寝ることなんてないんだけどな。目が覚めると、視界に青の割合が増えていた。所要時間は40分ぐらいだっただろうか、ようやく松島海岸駅に着いた。

 

松島に来るのは小学校の修学旅行ぶりだ。