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どうも。最近雪食ってますか。僕は食べてません。

 

帰省して会ってくれる友達がいると、その人の人生のある期間の登場人物になれていたんだなと嬉しくなる。去年は全然会えなかったし、社会人になって初めてのお正月というのもあってそれを尚更感じた。高校の同じクラスだった友達と飲んで、2次会で他の店にいたグループも合体してちょっとしたクラス会みたいになった。形式ばった飲み会は苦手だけど、好きな人たちが沢山いる場なら別にいいやと思う。夜を使い果たしたと言っても良いでしょう。

 ありがたいことに、高校2.3年のクラスがとても仲良しで、久々だったとしても先週学校で会っていたんじゃないかというくらいのテンションで話せる。大学生の時も折に触れて一緒に遊んでた。ヒップホップのイベントに行く為に、高崎のクラブの重い扉を一緒に開けたのも高校の友達だった。自分もあまり詳しくないけど初めてリリスクのフリライベントに行く時も無理矢理付き添わせた。多分グループ名すら覚えていないだろう。彼が教室でダンジョンの話をしているのを少し離れたところから盗み聞きし、家に帰って検索したのがヒップホップにハマったきっかけの1つだった。フリースタイルだとSAM推しらしく、現地で見た戦極20章でSAMが優勝した時は珍しく興奮気味のLINEが来たのを覚えている。この1年は色々あってフリーターしてたけど春から公務員になるそうだ。人生に近道とか遠回りとか無いんだなと実感する。あーは。

 

部活は人数の多い弓道部に所属していて、色んな意味でハードな顧問に翻弄されたりしながら毎日心を削られた。あと生徒会長をやってたこともあって人とはちょっと違った経験をできていたなと改めて思う。

 でも大学に入ってからはサークルを早々に辞め、友達が全然いなくて、1人で授業受けて1人め次の教室いって菓子パンをむさぼりながらラジオを聴いているような生活が結構続いていた。趣味のおかげもあり少ないながらも友達がはそのうちできたのだけど、これといって何か頑張ったりしなかったので就活の時期は高校の話をするのが逆に嫌だった。高校は高校、大学は大学。どっちも性質が異なるから比べたくないんだけど、自分の中でも昔の方に引っ張られて「その頃(高校)の自分」が本当なんじゃないか、今その自分が薄れているのは悪いことなんじゃないかと悩んだ。そりゃ集団の中で色々やってた方が話しやすいし評価もしやすい。でも苦手だし……。今の自分も、過去の自分も同じなのに、分離して捉えて伝えようとするのが苦しかった。変わってないつもりなのに、マイナスみたいにされるのが嫌だった。

 

って大学の時の悩みは最近もうどうでも良くなりました。当時の性格や記憶は無くなった訳じゃなくて、ラップに包んで冷凍庫に閉まっておく。欲しくなったらレンジでチンして出せばいい。賞味期限切れてても火通せば大丈夫だろうし。線引きなんてしなくていいよね。

 

 何の話だっけ。人の事書きたかったのに結局内面に矢印向けちゃった。とにかく帰省楽しかったってことです。集まりとか行かないでアイドルオタクしてるような友達とファミレスでだらだらしたのも良かったな。

 2022年は会いたい人に会いに行くのを心がけたいと思います。できるだけ。これまでの、そしてこれからの登場人物の皆さんどうぞよろしくお願いします。